2021年5月現在、日本は、新型コロナの第4波の真っ只中ですが、このままワクチンの接種が遅れると、更に酷い第5波が、10月ごろにやってくると予測されています。
英アストラゼネカが、変異種(南アフリカ型やブラジル型)には、あまり効果がないことがわかる。
ワクチン | D614G(中国) B.1.1.7(イギリス) | B.1.351(南アフリカ) P.1(ブラジル) | ||
症状の予防効果 | 感染の予防効果 | 症状の予防効果 | 感染の予防効果 | |
ファイザーとBioNTech (米) | 91% | 86% | 69% | 45% |
モデルナ (米) | 94% | 85% | 72% | 47% |
アストラゼネカ (英) | 75% | 52% | 10% | 6% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン (米) | 72% | 72% | 64% | 42% |
Sputnik-V (露) | 92% | 80% | 70% | 45% |
Novavax (米) | 89% | 77% | 49% | 32% |
CoronaVac (中) | 50% | 43% | 38% | 25% |
Sinopharm (中) | 73% | 63% | 56% | 36% |
以下が、ワクチン接種率と感染者数との関係図だ。
ワクチン接種率が50%前後を超えた辺りから、急速に新規感染者数が激減することが見て取れる。
日本は、2021年4月22日時点でのワクチン接種率は4%前後にすぎないが、経済的損失を考えれば、できうる限り早くワクチンを輸入して、接種を進めることが最優先事項であることがわかる。
上記で、英アストラゼネカが変異種にあまり効かないと言ったが、こちらの図を見る限り、今のところ、結構な効果があるように見受けられる。今後また、変異種が流行るのかもしれないが、しばらく様子見だ。
イスラエルでは、米モデルナのワクチンを接種していると言う。