【池間哲郎】皆んな真剣 喰らいつく目に圧倒される
まさかこうなるとは。多くの子供達は学校に行ってなかった。なぜか?学校が無いから。「学校を作ろう」と動く。大人達は子供達が勉強するのかと不安を持つ。
校舎が完成すると立派な校長がやって来た。懸命に授業を続ける。子供達も熱心に受ける。黒板を食らいつく様に見つめる。こんな授業態度の生徒を見るのは久しぶりだった。「いつもこうですか?」と質問。「ハイいつもこうです」と当然の如く答えた。日中は40度を越える暑い国。子供達は朝の5時から家畜の世話や農作業を行ってから学校に。居眠りするのは一人も居ない。
車両が通れる道も無く、電気も水道も無い。大変な難工事だったが、立派な学校を作って良かった。最良の幸せを頂いた。