「文鮮明の子であって、私の子じゃない」洗脳の解けた旧統一教会信者の母が、わが子を捨てた悲しい理由

【いのうえせつこ 2022/08/30】

 旧統一教会問題が、世間を騒がせている。
政治が、カルト宗教と癒着し、お互いに利用し合うことで、この宗教に苦しめられている家族や周囲の方々を結果的に無視してきたことは、許されない。
愛する我が子を、得体のしれない宗教団体に奪われ、我が子から、サタンと呼ばれる親たちの苦しみは如何ばかりか。
身体のみならず、心まで奪われ、本当に愛する者たちから、離れていく悲しさと苦しさ。

新興宗教はどんな問題を引き起こしているのか。フリーライターのいのうえせつこさんは「問題のひとつが、児童への虐待だ。最悪の場合、子供の生死が左右される。教団の洗脳にかかってしまった本人以上に、何も知らずにこの世に生まれてきた2世の被害は根が深い」という――。

※本稿は、いのうえせつこ著、山口広監修『新宗教の現在地』(花伝社)の一部を再編集したものです。

Author: hadmin

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